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ニューヨーク初出店へ!「エル・ポリョ・ロコ」が全米展開への本格化を宣言

カルフォルニア発のチキンチェーン「エル・ポリョ・ロコ」がニューヨーク進出を決定。2027年クイーンズに初店舗をオープンし、全米展開を目指す同社の戦略と業績回復の背景を解説。

出典: CNBC

カルフォルニア州で愛されるチキンレストラン「エル・ポリョ・ロコ」が、ついにニューヨーク市場への本格的な進出を宣言しました。2027年の中頃にクイーンズに最初の店舗をオープンし、これまでの南西部を中心とした展開から、全米規模のチェーンとしての飛躍を目指す同社の動きは、食産業界の注目を集めています。

エル・ポリョ・ロコのニューヨーク進出の概要

  • ニューヨーク初出店計画: 2027年半ばにニューヨーク市クイーンズ地区に最初の店舗をオープンする予定です。
  • 5年間で15店舗の開発: ニューヨーク周辺地域において、今後5年間で合計15店舗の開発契約を締結しました。
  • 全米展開への布石: 南西部の強固な基盤を離れ、まずは東海岸に進出し、その後西海岸へと展開を広げていく戦略を採用しています。
  • 50周年のブランド力: 1975年の創業以来、長い歴史を持つブランドとして、消費者の好奇心を刺激する要素を持っています。
  • 経営陣の刷新と強化: 新たに最高経営執行役員(CEO)リズ・ウィリアムズ氏の下、経営の近代化とメニューの多様化を推進しています。

業績回復と市場環境における戦略

エル・ポリョ・ロコは、経営陣の刷新とメニューの拡充を通じて、業績の回復に成功しています。同社は2024年3月にCEOに就任したウィリアムズ氏の下、店舗の近代化や、ワッフルやチキンタンダルといった手軽に食べられるメニューの拡張に注力してきました。この取り組みは実を結び、同社は連続3四半期、同じ店舗での売上高が前年同期比で増加を記録しています。

現在の四半期において、同社はマージンを拡大し、ビジネスモデル全体が健全であることを示唆しています。ウィリアムズ氏は「ブランドがさらに強く、健康である」と述べています。また、彼女は就任前の2024年には6州しか展開していなかったものの、2026年末までに18から20の新しい店舗を開業する計画を立てており、投資家からの評価も高まっています。過去1年間で同社の株価は44%上昇しており、S&P 500の上昇率(15%以上)を上回る好調さを見せています。

競合激化するチキン業界での立ち位置

しかし、同社が全米展開を目指す中では、競争の激化が大きな課題となります。消費者の支出抑制が進む中、バーガーやタコスのチェーンが牛肉コストの高騰に苦しんでいる一方で、チキン専門店の競争も激化しています。マクドナルドやタコ・ベル(ウィリアムズ氏の元雇用主)も、消費者調査に基づいてチキンメニューを拡張しており、デイブス・ホット・チキンのような新興ブランドや、ザックスビーズやレイジング・ケインズといった南部のチェーンも急成長を遂げています。

バークレイズのデータによると、2024年にエル・ポリョ・ロコは全米チキンチェーンの売上高で8位(市場シェア2.1%)にランクインしています。同社は、競合他社が揚げチキンを中心とする中で、ローストチキンとメキシコ風の味付けにこだわり、消費者が「毎日食べるもの」として選ぶ際の「健康的な選択肢」としての差別化を図っています。ウィリアムズ氏は「皆が揚げチキンを愛しているが、毎日食べるものとしてはローストチキンの方が優れた選択肢である」と述べています。

経営陣の強化と今後の展望

今回のニューヨーク進出に伴い、同社は経営陣の刷新も進めています。新たに最高運営責任者(COO)として、シェイク・シャークからデイモン・トーマス氏が就任しました。また、新たな最高開発責任者(CDO)として、タコ・ベルやスターバックスで経験を持つタラ・ヒンケル氏が7月に加入しました。このような人材の招聘は、全米展開という大きな目標を達成するための組織的な基盤強化の象徴です。

参考 URL: https://www.cnbc.com/2026/09/29/el-pollo-loco-opens-first-new-york-restaurant.html

タグ

#エル・ポリョ・ロコ#ニューヨーク#全米展開#チキンレストラン#レストラン業界#経営戦略

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